〔アートな時間〕美術 生誕140年記念 下村観山展 伝統を自覚、西洋の真髄にも触れ 新しい日本画の創出への試み=石川健次
エコノミスト 第92巻 第2号 通巻4324号 2014.1.14
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第2号 通巻4324号(2014.1.14) |
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ページ数 | 2ページ (全1320字) |
形式 | PDFファイル形式 (418kb) |
雑誌掲載位置 | 60〜61頁目 |
内からの勝利か、しからずんば、外からの強大な力による死あるのみ──。近代の思想家、岡倉天心が『東洋の理想』のなかで述べた言葉だ。東京美術学校(現東京芸大)の校長を務めるなど近代美術の指導者としても活躍した天心の鬼気迫るこの言葉は、近代化という名の西洋化に邁進(まいしん)した時代を生きた画家、とりわけ日本画家が多かれ少なかれ直面し、乗り越えなければならない難題を見事言い切っているだろう。 本展は、…
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