〔学者に聞け！視点争点〕住民自治強化を目指す分権改革を＝高端正幸
エコノミスト　第９１巻　第５０号　通巻４３１５号　2013.11.12

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９１巻　第５０号　通巻４３１５号（2013.11.12）
ページ数	2ページ　（全3168字）
形式	PDFファイル形式　（430kb）
雑誌掲載位置	５２〜５３頁目

　◇「参加と合意」の政治は喫緊の課題　衆参両院で「地方分権の推進に関する決議」が採択された１９９３年から、はや20年が過ぎた。いばらの道ではあったが、２０００年の地方分権一括法、02年から５年ほどかけて決着をみた「三位一体改革」、更には民主党政権下の地域主権改革を含め、一定の成果が生み出されたといってよい。　そして現在、分権改革には一服感が漂っている。今年度の「経済財政運営と改革の基本方針」は、地…