〔特集〕宗教と経済２０１３　変わる宗教勢力図　世界中で増大するイスラム教徒　２０５０年に世界人口の３分の１＝保坂俊司
エコノミスト　第９１巻　第４７号　通巻４３１２号　2013.10.22

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９１巻　第４７号　通巻４３１２号（2013.10.22）
ページ数	1ページ　（全1242字）
形式	PDFファイル形式　（333kb）
雑誌掲載位置	２５頁目

　現在の国際秩序の大枠は19世紀以降、産業革命にいち早く成功した欧米を中心に、その政治的、経済的利益を最大限実現できるように構築されたものと言える。しかし21世紀は、政治、経済、そして人口の意味でもイスラム教やヒンズー教がその存在を主張しだしている。　特にイスラム教徒の増加は、世界秩序変容の地殻変動要因である。トルコ、インドネシア、マレーシアなどに代表されるイスラム国家の経済発展は、世界経済にも影…