〔特集〕汚染水で噴出「東電破綻」説　インタビュー　山本拓・衆議院議員　賠償責任果たすため東電を存続させるべきだ
エコノミスト　第９１巻　第４１号　通巻４３０６号　2013.9.24

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９１巻　第４１号　通巻４３０６号（2013.9.24）
ページ数	2ページ　（全961字）
形式	PDFファイル形式　（677kb）
雑誌掲載位置	８４〜８５頁目

　福島第１原発の高濃度汚染水漏れ問題で最も大事なことは、汚染水を海に出さないということだ。海洋汚染で国際的な信用を落とすことは避けなければならない。　汚染水問題に国費を投入するならば、東電に経営責任を取らせるべきという声がある。だが現在の賠償スキームでは、東電が支払うべき賠償額が確定しておらず、除染費用は福島県全域で28兆円に上るという試算もある。東電を整理しても28兆円にはならない。　もし東電を…