〔書評〕歴史書の棚 英国官僚の日記に見る体制転換期のおびえ=本村凌二
エコノミスト 第91巻 第37号 通巻4302号 2013.8.27
| 掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第37号 通巻4302号(2013.8.27) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全847字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (280kb) |
| 雑誌掲載位置 | 58頁目 |
戦後民主主義という言葉がある。戦前の大政翼賛会に見られる国体礼賛が解けて新しい社会が生まれた。このとき、多くの国民は目覚めたのだが、なかには自分はあれには批判的だったと告げる旧来民主派も少なくなかったという。 体制の大きな転換期には、同じようなことが起こる。英国では17世紀半ばが特にそうだったらしい。1649年、クロムウェル率いる議会派による国王チャールズ一世の処刑から、11年後にはチャールズ二…
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