〔書評〕『庭師 小川治兵衛とその時代』 評者・新藤宗幸
エコノミスト 第91巻 第34号 通巻4299号 2013.8.6
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第34号 通巻4299号(2013.8.6) |
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ページ数 | 2ページ (全1227字) |
形式 | PDFファイル形式 (522kb) |
雑誌掲載位置 | 60〜61頁目 |
◇鈴木博之著(青山学院大学総合文化政策学部教授) 東京大学出版会 2940円 ◇権力者の庭園が語る近代日本精神の真髄 人は庭園にたたずみ思いにふけることもあれば、庭園そのものに違和感を覚えることもある。庭園は施主の思想の表現であると同時に、庭師とのハーモニーによって造られる。 本書は京都に生まれ没した庭師・七代目小川治兵衛(1860〜1933)を縦糸にして、小川の作風を好んだ政治家や財界人の行動…
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