〔書評〕歴史書の棚 古代料理「大饗」の系譜を考える=今谷明
エコノミスト 第91巻 第33号 通巻4298号 2013.7.30
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第33号 通巻4298号(2013.7.30) |
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ページ数 | 1ページ (全933字) |
形式 | PDFファイル形式 (289kb) |
雑誌掲載位置 | 58頁目 |
能登半島に伝わる有名な供膳の神事に「能登のアエ(饗)ノコト」というのが知られる。大嘗祭に代表される古代の「神に供える新嘗(にいなめ)の神事」が奇跡的に現代まで伝えられたもので、民俗学上特筆されてきた。神に供える神饌(しんせん)ならば、神社ごとに伝わってはいるが、アエノコトは総合的な収穫感謝の祭事として、宮中の新嘗に近い形が残ってきたものらしい。 また、摂関家の大饗(だいきょう)は、右の系統を引く…
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