〔衣料生産〕世界の価格競争の犠牲となるバングラデシュの実態=星野裕志
エコノミスト 第91巻 第33号 通巻4298号 2013.7.30
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第33号 通巻4298号(2013.7.30) |
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ページ数 | 2ページ (全3019字) |
形式 | PDFファイル形式 (416kb) |
雑誌掲載位置 | 42〜43頁目 |
バングラデシュの衣料品工場で度々、火災やビル倒壊が起き、その度に多くの犠牲者が出ている。4月24日に首都ダッカで発生したビル倒壊事故では、1100人を超える犠牲者が出て、バングラデシュ史上最悪の産業事故になった。犠牲者の多くは事故の起きた衣料品工場に勤務する工員であった。 衣料品生産はバングラデシュ最大の輸出産業で、同国はいまや中国に次ぐ世界第2位の衣料品輸出国である。だが、それはダッカや港湾都…
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