〔特集〕誰のための原発再稼働 反倫理 地域と未来に困難と損害を押し付ける原発の反倫理性=池内了
エコノミスト 第91巻 第29号 通巻4294号 2013.7.2
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第29号 通巻4294号(2013.7.2) |
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ページ数 | 3ページ (全3991字) |
形式 | PDFファイル形式 (670kb) |
雑誌掲載位置 | 86〜88頁目 |
おそらく日本の経済のために原発は不可欠と考えている人でも、内心じくじたる思いがあり、後ろめたい気分から逃れられないのではないだろうか。自分たちの都合のために、原発が必然的に秘めている固有の反倫理性に目をつむってきたことを、薄々感じているからだ。その原発の反倫理性とは次の3点に要約できる。 一つは、見るべき産業がなく、人口減少に悩む過疎地に原発を押し付けていることだ。内部に危険な放射能を大量に抱え…
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