〔アートな時間〕映画 スプリング・ブレイカーズ 極彩色の祭りからあっけらかんとした悪夢へ=芝山幹郎
エコノミスト 第91巻 第27号 通巻4292号 2013.6.18
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第27号 通巻4292号(2013.6.18) |
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ページ数 | 2ページ (全1169字) |
形式 | PDFファイル形式 (444kb) |
雑誌掲載位置 | 66〜67頁目 |
黄色い声の娘は微妙な存在だ。きれいな娘がのびのびと振る舞っているのはよい眺めなのだが、たんに発情した娘が傍若無人にはしゃぐ姿は、どう見ても美しくない。 そう思うのは私だけではないようだ。アメリカ映画を見ても、こういう娘がでしゃばるのは、ダサくて泥臭いコメディか、やたら鮮血のほとばしる安ホラーと相場が決まっている。それも、真っ先に殺される役。 ポスターを見ると、「スプリング・ブレイカーズ」の娘たち…
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