〔特集〕中国の破壊力　脅威の実態１　情報通信機器　米議会は危険視も売上高で世界一　「周辺から」戦略の華為技術＝中川涼司
エコノミスト　第９１巻　第１３号　通巻４２７８号　2013.3.26

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９１巻　第１３号　通巻４２７８号（2013.3.26）
ページ数	2ページ　（全2906字）
形式	PDFファイル形式　（474kb）
雑誌掲載位置	３０〜３１頁目

　２０１２年10月８日、米下院情報委員会は中国通信機器大手の華為(ファーウェイ)技術（深セン華為技術有限公司）とＺＴＥ（中興通訊）が米国の安全保障にリスクをもたらしているとし、米政府は両社の機器を利用すべきではないとする調査報告書を発表した。機器を使用すると米国の機密情報が中国に漏れる危険があるとしたのである。　今年２月15日には、米国の有力シンクタンクの１つ、戦略国際問題研究所（ＣＳＩＳ）が中国…