〔経済・マーケット見通し〕／９ 欧州経済 ユーロ圏内で南部と北部の乖離は続く＝伊藤さゆり
エコノミスト別冊 第９１巻 第６号 通巻４２７１号 2013.2.11
| 掲載誌 | エコノミスト別冊 第９１巻 第６号 通巻４２７１号（2013.2.11） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全1189字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （306kb） |
| 雑誌掲載位置 | ３０頁目 |
２０１２年のユーロ圏経済は、11年10〜12月期からのマイナス成長が止まらず、年間の成長率もマイナスに沈んだ。 景気後退の主因は、ギリシャ、ポルトガル、スペイン、イタリアなど南部の高債務国の経済の落ち込みにある。さらに年後半には、ドイツなど北部も世界金融危機後の同時不況後の回復が途切れた。南部の需要冷え込みや、ユーロ危機拡大による先行き不透明感、米国、中国など域外の需要の伸び悩みが影響した。 こ…
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