〔経済・マーケット見通し〕/4 輸出 輸出は緩やかに持ち直すが下振れリスクには要警戒=木元和久
エコノミスト別冊 第91巻 第6号 通巻4271号 2013.2.11
掲載誌 | エコノミスト別冊 第91巻 第6号 通巻4271号(2013.2.11) |
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ページ数 | 1ページ (全1249字) |
形式 | PDFファイル形式 (303kb) |
雑誌掲載位置 | 25頁目 |
日本の輸出の減少が続いている。財務省が公表する貿易統計をみると、足元の輸出額は東日本大震災発生直後に急減した水準に迫る勢いだ(図)。震災発生直後は、津波や火災により工場が被災し生産が滞る、製品出荷ができなくなるといった主に供給面の制約が輸出の下押し要因となったが、現在の輸出の不振は、海外経済の減速という需要側の問題が主因である。よって、企業側の努力だけでは抜本的な改善は難しく、外部環境の動向次第…
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