〔特集〕沸騰！東南アジア　ＡＳＥＡＮ注目国の分析　ベトナム　インフラ改善、日本の投資急拡大＝酒向浩二
エコノミスト　第９１巻　第４号　通巻４２６９号　2013.1.29

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９１巻　第４号　通巻４２６９号（2013.1.29）
ページ数	1ページ　（全1258字）
形式	PDFファイル形式　（400kb）
雑誌掲載位置	３１頁目

　ベトナムは、２０００年代半ば頃から、賃金の高騰する中国に比べ安い生産拠点、いわゆる「チャイナ・プラス・ワン」として注目を浴びるようになった。インフラの未整備や裾野産業の脆弱性が課題とされてきたが、これらは10年代に入り少しずつ改善方向にある。　筆者は12年11月末、ベトナム北部の首都ハノイから港湾都市ハイフォンまでの約１００キロを４年ぶりに走った。高速道路こそまだ建設中だったが（13年以降完成）…