〔書評〕歴史書の棚 改革に最も失敗した前漢の皇帝=加藤徹
エコノミスト 第91巻 第3号 通巻4268号 2013.1.22
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第3号 通巻4268号(2013.1.22) |
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ページ数 | 1ページ (全846字) |
形式 | PDFファイル形式 (265kb) |
雑誌掲載位置 | 62頁目 |
改革は難しい。平清盛も、日宋貿易や福原遷都などビジョンを持つ改革者だったが、結局失敗し、後世は悪役とされた。『平家物語』の冒頭では「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り。(中略)遠く異朝を訪へば、秦の趙高、漢の王莽(おうもう)、梁の周異(朱〓)、唐の禄山」云々と、専横を極めて滅んだ野心家を列挙する。このうち、前漢末の王莽(紀元前45〜後23年)は、中国史上、改革に挫折した最大の失敗者である。 王…
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