〔書評〕歴史書の棚 自ら退位した唯一のローマ皇帝=本村凌二
エコノミスト 第90巻 第52号 通巻4260号 2012.11.27
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第52号 通巻4260号(2012.11.27) |
---|---|
ページ数 | 1ページ (全858字) |
形式 | PDFファイル形式 (243kb) |
雑誌掲載位置 | 60頁目 |
織田信長と徳川家康を比べれば、人物評価はともかく、信長に人気が集まるのではないだろうか。しかし、似たような同時代人でも、ディオクレティアヌス帝とコンスタンティヌス帝を並べれば、欧米では圧倒的に後者が好まれる。理由は簡単、一方がキリスト教徒を迫害したのに、他方は公認したからである。 だが、冷静に判断すれば、デ帝の為政者としての器量はコ帝に勝るとも劣らないものがある。なにしろ、軍人皇帝時代と呼ばれる…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全858字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。