〔米住宅〕在庫調整、ＱＥ３で底打ち感 米住宅市場回復は本物か＝小林正宏
エコノミスト 第９０巻 第４７号 通巻４２５５号 2012.10.30
| 掲載誌 | エコノミスト 第９０巻 第４７号 通巻４２５５号（2012.10.30） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全2750字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （774kb） |
| 雑誌掲載位置 | ８０〜８１頁目 |
米国の住宅バブル崩壊から６年が経過し、住宅価格は底打ち感が広がってきた。代表的な指標であるＳ＆Ｐケース・シラー住宅価格指数を見ても、２００６年のピークから今年１月にかけてほぼ３分の１下落し、その後は回復基調にある（図１）。 中古住宅の統計を集計している全米不動産業協会（ＮＡＲ）によれば、最近は低価格物件の供給が品薄となり、投げ売り物件の比率が下がったことで、平均価格の上昇を後押ししているとされる…
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