〔特集〕土地と相続とカネ Part1 相続編 スタディ4 農地は農業を営むのが前提 引き継いだ後が問題に=柴原一
エコノミスト 第90巻 第47号 通巻4255号 2012.10.30
| 掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第47号 通巻4255号(2012.10.30) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3100字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (810kb) |
| 雑誌掲載位置 | 34〜35頁目 |
親が細々とでも農業を営んでいる場合、ゆくゆくその農地をどうするのか、早いうちに考えておいたほうがいい。相続で引き継ぐ資産のなかでも、農地は特殊な事情を抱えているからだ。 農地は、宅地に比べて相続税や固定資産税が大幅に低いが、農地法では耕作者自らの所有が前提となっている。そのため、簡単に名義変更を認めない制度になっている。第三者に売却する場合には、農業委員会の許可が必要だ。農業委員会は市町村ごとに…
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