〔ひと＆こと〕習近平副主席、２週間の不在　党大会を前に権力闘争の見方
エコノミスト　第９０巻　第４１号　通巻４２４９号　2012.10.2

　反日暴動が激化するなか、公式の場から姿を消していた中国の習近平国家副主席が２週間ぶりに姿を現した。次期最高指導者と目されているだけに、暗殺未遂や病気説など様々な噂が流れたが真相は闇の中だ。　習氏は９月５日、クリントン米国務長官との会談を急遽キャンセルして以来、動静が不明だったが、15日に北京の大学のイベントに姿を現したことを新華社通信が伝えた。しかし、中国専門家はこの間、「10月中旬とされる党大…