〔WORLD・WATCH〕論壇・論調 米国の穀物燃料化に疑問符 記録的凶作で食料安保に絡み議論=岩田太郎
エコノミスト 第90巻 第39号 通巻4247号 2012.9.18
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第39号 通巻4247号(2012.9.18) |
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ページ数 | 1ページ (全1494字) |
形式 | PDFファイル形式 (567kb) |
雑誌掲載位置 | 69頁目 |
今夏の熱波による干ばつで、世界最大の穀物輸出国である米国では記録的な不作になり、穀物価格は史上最高値を更新している。そんななか、トウモロコシを原料とするエタノールを自動車燃料に配合する割合を徐々に増加させることを義務付ける米政府の再生可能燃料基準(RFS)政策が、食料価格をさらに高騰させ、世界の食料安全保障を脅かすとして、国内外のエコノミストから一時適用免除を求める圧力が強まっている。 ブッシュ…
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