〔書評〕読書日記 開かれた連帯と格差是正の初志に帰れば、道は開ける=小熊英二
エコノミスト 第90巻 第39号 通巻4247号 2012.9.18
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第39号 通巻4247号(2012.9.18) |
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ページ数 | 2ページ (全2703字) |
形式 | PDFファイル形式 (543kb) |
雑誌掲載位置 | 56〜57頁目 |
×月×日 地元の世田谷区下北沢の再開発問題で、住民と区長の対話集会を司会した。参加を促すため、商店会長や町内会長をはじめとした住民と、この3カ月で数十人は会ったと思う。「若者の街」として知られる下北沢も「田舎」である。地権者は商店をやめたビル貸業者である例も多く、街を作っているのは店子が中心だ。しかし地権者には、親の代から住んでいる者だけが住民だ、とも聞こえかねない発言をする人もいる。不況で店子は…
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