〔ひと＆こと〕大型ガスパイプライン商談でユーロパイプに負けた新日鉄
エコノミスト　第９０巻　第３２号　通巻４２４０号　2012.7.31

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９０巻　第３２号　通巻４２４０号（2012.7.31）
ページ数	1ページ　（全545字）
形式	PDFファイル形式　（395kb）
雑誌掲載位置	１７頁目

　日本主導の豪州ＬＮＧプロジェクトの大型パイプライン商談で、三井物産が欧州ユーロパイプと組み全体の６割を落札したことに、新日本製鉄が激怒しているという。　このプロジェクトは、国際石油開発帝石が西豪州沖で産出する天然ガスを総延長８８９キロメートルの海底パイプラインで豪州北部まで運び、年産８４０万トンのＬＮＧにして日本に輸出する。総事業費３４０億ドルで権益の76％は国際石油開発帝石が持つ「日の丸ＬＮＧ…