〔特集〕爆走！商社　採用と育成　倍率１００倍、ＴＯＥＩＣ７３０点　初期教育１０年で若手を全員海外派遣＝編集部
エコノミスト　第９０巻　第３１号　通巻４２３９号　2012.7.24

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９０巻　第３１号　通巻４２３９号（2012.7.24）
ページ数	2ページ　（全3055字）
形式	PDFファイル形式　（849kb）
雑誌掲載位置	３４〜３５頁目

　「人の三井」といわれた三井物産の創業者、益田孝が社員を海外に修業生として派遣する制度を開始したのは１８９１年、今から１２０年前のことだ。単に語学のプロを養成するだけでなく、異文化を許容する力と広い視野、外国との交流に欠かせない教養の習得などを目的に始まった。　この制度は現在も続いており、三井物産では入社３〜７年の若手社員を毎年30〜40人、世界20カ国に派遣し、最初の１年は語学習得、残り１年を駐…