〔ひと&こと〕民主党の分裂を誘った自民党の深謀遠慮
エコノミスト 第90巻 第29号 通巻4237号 2012.7.10
| 掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第29号 通巻4237号(2012.7.10) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全473字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (382kb) |
| 雑誌掲載位置 | 15頁目 |
消費税率を段階的に10%へ引き上げる消費増税法案は、民主、自民、公明3党の賛成多数で衆院を通過した。3党は参院でも多数を握っており、7月下旬にも法案が成立する見通しの一方、民主党は事実上分裂した。法案を巡る3党協議の土壇場で修正に応じた自民党が、「政策を利用」して政局を作った格好だ。「細かい修正にこだわるな」。修正協議が大詰めを迎えていた6月15日夜、自民党の伊吹文明元財務相は担当者に合意を最優…
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