〔貧困層を食う「無料低額宿泊所」　根本解決には雇用規制も必要〜
エコノミスト　第８８巻　第１１号　通巻４０８８号　2010.2.23

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８８巻　第１１号　通巻４０８８号（2010.2.23）
ページ数	2ページ　（全3182字）
形式	PDFファイル形式　（295kb）
雑誌掲載位置	４０〜４１頁目

貧困貧困層を食う「無料低額宿泊所」根本解決には雇用規制も必要だ民間の福祉施設が貧困層を食い物にしている。問題の根底には何があるのか。なつめ　いちろう棗　一郎（弁護士）無料低額宿泊所とは、仕事や住むところを失った生活困窮者向けに、無料または低額で一時的な宿泊を提供し、自立に向けた支援を行う民間の施設である。かつては珍しかった無料低額宿泊所が目立って増え始めたのは、企業倒産の増大や派遣法改正などによる…