〔特集〕新興国株　成長優位が生む「膨張」のリスク
エコノミスト　第８５巻　第６０号　通巻３９２８号　2007.11.13

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８５巻　第６０号　通巻３９２８号（2007.11.13）
ページ数	2ページ　（全2782字）
形式	PDFファイル形式　（519kb）
雑誌掲載位置	２９〜３０頁目

特集　次のバブル新興国株　成長優位が生む「膨張」のリスク世界経済は米国依存を弱めている。サブプライム後は新興国市場が過熱する恐れが高まっている。こだま　たかし児玉　卓（大和総研シニアストラテジスト）　今夏、米国のサブプライムローン問題の深刻化によって懸念されたのは、リスク資産の代表格である新興国からの資金逃避であった。米国の不動産ブームは、米国の消費拡大と貯蓄率低下、経常収支の赤字拡大と一体的に進…