〔特集〕拙速だった「成果主義」の導入
エコノミスト　第８４巻　第１４号　通巻３８１４号　2006.3.14

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８４巻　第１４号　通巻３８１４号（2006.3.14）
ページ数	1ページ　（全1628字）
形式	PDFファイル形式　（35kb）
雑誌掲載位置	３５頁目

特集　職場崩壊拙速だった「成果主義」の導入　日本企業は、人件費抑制を狙って拙速に「成果主義」を導入した。正社員と非正社員の２層化を進めるのでなく、多様な働き方ができる人事処遇制度の構築を急ぐべきだ。おおた　そういち太田　聰一（慶応義塾大学経済学部教授）バブル経済が崩壊した１９９０年以降、日本企業は中長期的な視点で人材を雇用し、育成する姿勢を急速に後退させた。人の育成には、時間も費用もかかる。部下を…