〔インサイド〕新生ｖｓ東京三菱　　どちらが〜−−他
エコノミスト　第８１巻　第５７号　通巻３６５２号　2003.11.11

インサイドアルゼンチン債回収新生ｖｓ東京三菱　　どちらが投資家の味方か債務不履行となった国に対する借金弁済要請には、「金額と声が大きい者ほど有利」という説は一見、もっともらしい。が、現実は必ずしもそうではないようだ。　２００１年１２月にモラトリアム（元利支払い猶予）宣言し、デフォルト（債務不履行）状態に陥っているアルゼンチン国債。残高は約９００億ドル（約１０兆円）と世界でも最大規模だろう。日本でも…