〔特集〕「選択と集中」の成長追求路線は〜
エコノミスト　第８１巻　第５０号　通巻３６４５号　2003.10.14

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８１巻　第５０号　通巻３６４５号（2003.10.14）
ページ数	2ページ　（全2547字）
形式	PDFファイル形式　（41kb）
雑誌掲載位置	３６〜３７頁目

キヤノン、シャープに学ぶＲ＆Ｄ戦略「選択と集中」の成長追求路線は　なぜ、行き詰まってしまうのか研究開発（Ｒ＆Ｄ）が収益に結びついた時代は終わりかけている。大手電機を例に、収益を増大させるＲ＆Ｄを検証する。わたなべ　ちひろ渡辺　千仭（東京工業大学大学院社会理工学研究科教授）１９９０年代初め、日米の競争力が逆転した。８０年代に世界トップを誇った日本の競争力は、９０年代初めに米国に抜かれて以来、つるべ落…