〔特集〕国内に景気回復要因は見当たらない
エコノミスト　第７９巻　第３０号　通巻３５１５号　2001.7.17

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第７９巻　第３０号　通巻３５１５号（2001.7.17）
ページ数	2ページ　（全2369字）
形式	PDFファイル形式　（44kb）
雑誌掲載位置	３４〜３５頁目

野村総研が「景気は悪くない」と見る理由いまは本当に不景気なのか。構造改革が必要なのか。改革を実行すれば、景気はさらに厳しくなるのか。今年度の経済成長率（実質）を１・３％とシンクタンクの中で一番強気に見ている野村総研のエコノミストが分析する。村嶋　帰一（野村総合研究所シニアエコノミスト）　　最近の経済論壇は、景気悲観論と、小泉構造改革に対する期待と恐れに支配されている。特に目立つのは、「景気は急激に…