「安泰」だったはずの人生の歯車が狂い始めた〜
エコノミスト　第７９巻　第２５号　通巻３５１０号　2001.6.12

「安泰」だったはずの人生の歯車が狂い始めた銀行員の妻たち「これで一生、生活は安泰」。高給取りといわれた銀行員と結婚した女性のいつわらざる思いだったろう。人生まるごと護送船団ともいうべき姿がそこにはあった。しかし、銀行とて潰れる時代。彼女たちの人生設計は大きく狂い始めている。雨宮　京子（編集部）「まさか、離婚を言われるとは……。青天の霹靂でした」　佐分新さん（４４歳）は破綻する前の北海道拓殖銀行時代…