箱根「奈良屋旅館」　３００年の歴史に幕、に惜しむ声
エコノミスト　第７９巻　第２５号　通巻３５１０号　2001.6.12

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第７９巻　第２５号　通巻３５１０号（2001.6.12）
ページ数	3ページ　（全3594字）
形式	PDFファイル形式　（76kb）
雑誌掲載位置	１００〜１０２頁目

箱根「奈良屋旅館」３００年の歴史に幕、に惜しむ声江戸中期創業の老舗旅館「奈良屋旅館」（神奈川県箱根町宮ノ下）が５月２０日閉館し、江戸、明治、大正、昭和、平成という時代の移り変わりを見詰めてきた３００年の歴史に幕を下ろした。木造建築を通し、日本最古級の旅館としてなじみ客は多かったが、高額の相続税支払いなどがうまくいかず、リゾート会社に土地、建物すべてを売却することになった。引き渡し後、建物は取り壊さ…