〔景気観測〕マネー一兆円追加だけでは効果薄い量的金融緩和
エコノミスト　第７９巻　第１８号　通巻３５０３号　2001.4.24

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第７９巻　第１８号　通巻３５０３号（2001.4.24）
ページ数	2ページ　（全2569字）
形式	PDFファイル形式　（32kb）
雑誌掲載位置	８８〜８９頁目

景気観測マネー一兆円追加だけでは効果薄い量的金融緩和鹿野　達史（三和総合研究所副主任研究員）　日銀は、三月一九日の政策委員会・金融政策決定会合で量的金融緩和の実施を決定した。　景気の現状について、「昨年末以降、海外経済の急激な減速の影響などから景気回復テンポが鈍化し、このところ足踏み状態となって」いると判断を下方修正し、さらに、物価についても、「弱含みの動きを続けており、今後、需要の弱さを反映した…