話題の本−−著者に聞く 『廃炉「敗北の現場」で働く誇り』を書いたノンフィクションライター 稲泉 連氏に聞く−−「「普通の現場」化に懸念 慣れが緩み生み、危機招く」
週刊東洋経済 第6977号 2021.3.27
| 掲載誌 | 週刊東洋経済 第6977号（2021.3.27） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全2719字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （502kb） |
| 雑誌掲載位置 | 100〜101頁目 |
話題の本著者に聞く 『廃炉「敗北の現場」で働く誇り』を書いたノンフィクションライター 稲泉 連氏に聞く「「普通の現場」化に懸念 慣れが緩み生み、危機招く」 ２０１３年４月、高線量がれき運搬の責任者として福島第一原発（イチエフ）に赴任した大手ゼネコン、鹿島の社員は３号機の惨状を見て、敗北感に打ちひしがれた。最高の科学技術の破綻──。事故から１０年、約４０００人が建造物を地図から消す廃炉に従事している…
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