豊田章男１００年の孤独−−第２０回−−カンパニー制の成否
週刊東洋経済　第6875号　2019.8.31

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6875号（2019.8.31）
ページ数	6ページ　（全5832字）
形式	PDFファイル形式　（966kb）
雑誌掲載位置	80〜85頁目

豊田章男１００年の孤独第２０回カンパニー制の成否　企業には、組織改編がつきものだ。成長し、規模が大きくなれば、当然、それに見合う組織に編成し直す必要がある。　ただし、絶対的組織というものはない。成長度合い、経営環境、技術の進展などに合わせて、最適な姿をつねに模索し続けなければならない。　トヨタ自動車の組織改編で記憶に残るのは、バブル絶頂期の１９８９年の「フラット化」と呼ばれる改正だ。課長職を廃止し…