歴史の論理−−東アジアと日本の運命　第１１６回（最終回）−−厖大な農民工の存在が中国のゆくえを左右する
週刊東洋経済　第6848号　2019.4.6

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6848号（2019.4.6）
ページ数	1ページ　（全1509字）
形式	PDFファイル形式　（756kb）
雑誌掲載位置	90頁目

歴史の論理東アジアと日本の運命　第１１６回（最終回）厖大な農民工の存在が中国のゆくえを左右する　小欄も知らぬ間に百回・二年を越えた。終わりに省みて、いくら歴史・学問と呼号して高論卓説のつもりでも、しょせんは書物・記録にすがった伝聞、それにもとづく机上の空論にすぎない。　昨年の秋、ノンフィクションライターの山田泰司氏と対談する機会を得て、やはりその点を思い知らされた。ずっと中国の現地でいわゆる「農民…