少数異見−−セクハラ問題への対処は「男の作法」に学べ
週刊東洋経済　第6802号　2018.7.14

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6802号（2018.7.14）
ページ数	1ページ　（全1125字）
形式	PDFファイル形式　（121kb）
雑誌掲載位置	67頁目

少数異見セクハラ問題への対処は「男の作法」に学べ　池波正太郎氏の『男の作法』を読み返していた。若き日に、氏が銀座のすし屋をくわえようじで後にしようとした際にとがめられたエピソードがある。「若いうちにそんな恰好しちゃいけない。くわえようじは、みっともないからおよしなさい」と年配の店主はチクリと客である氏に伝える。　作法は、法律や社会ルールと違い妥当か否かが明白ではない。場を共有し向き合う相手との健全…