ミスターＷＨＯの少数異見−−批判者のいない総選挙の不毛　それでも棄権はできない
週刊東洋経済　第6563号　2014.11.29

ミスターＷＨＯの少数異見批判者のいない総選挙の不毛　それでも棄権はできない　安倍首相が解散総選挙を仕掛けたのは、なぜか。野党の弱さに付け込んだのだ。民主党は「解散には大義がない」と言うが、経済政策でも外交問題でも、建設的な対案が民主党から出て来る気配はない。維新の党はじめ野党間の連携も五里霧中だ。　夏ごろから「冬に解散・総選挙を狙っているのでは」という観測はあった。筆者は聞かれる度に答えていた。「…