世界で働くための宗教入門−−第11回−−バチカンの影響
週刊東洋経済 第6386号 2012.4.14
掲載誌 | 週刊東洋経済 第6386号(2012.4.14) |
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ページ数 | 2ページ (全2567字) |
形式 | PDFファイル形式 (658kb) |
雑誌掲載位置 | 106〜107頁目 |
世界で働くための宗教入門第11回バチカンの影響 国学院大学神道文化学部教授 日本宗教学会会長 井上順孝 ローマ教皇庁(法王庁とも)があるのは、バチカン市国である。バチカン市国は面積が約0・44平方キロメートルのミニ国家で、その広さは皇居の3割少々でしかない。 しかし教皇庁は、世界中にネットワークを持つグローバルな組織の中枢である。教皇庁は宗教的権威とともに、実質的に国家的機能を持っていて、欧州など…
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