知の技法　出世の作法−−第１８９回−−後になってわかる上司の真のすばらしさ
週刊東洋経済　第6315号　2011.3.19

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6315号（2011.3.19）
ページ数	2ページ　（全2804字）
形式	PDFファイル形式　（702kb）
雑誌掲載位置	140〜141頁目

知の技法　出世の作法第１８９回後になってわかる上司の真のすばらしさ　作家・元外務省主任分析官　佐藤優　新社会人になって驚くのは、「人間はなぜ、こんなに働かなくてはならないのか」ということだ。筆者は、１９８５年４月１日に外務省に入省した。１カ月間研修を受けた後、５月１日から欧亜局ソヴィエト連邦課（現欧州局ロシア課）に勤務することになった。その日のことを、今でもよく覚えている。　外務省の始業時間が午前…