わかりあえない時代の「対話力」入門−−第６１回【国際コミュニケーション入門】−−尊敬される日本人は自分の中の日本を知る
週刊東洋経済　第6275号　2010.7.31

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6275号（2010.7.31）
ページ数	2ページ　（全2889字）
形式	PDFファイル形式　（236kb）
雑誌掲載位置	110〜111頁目

わかりあえない時代の「対話力」入門第６１回【国際コミュニケーション入門】尊敬される日本人は自分の中の日本を知る　日本教育大学院大学客員教授　北川達夫　ある日本人作曲家の話である。彼は幼少の頃からヨーロッパの音楽にあこがれ、日本の音楽学校を卒業した後、フランスの音楽院に留学した。まだ戦後まもない頃のことである。留学先では、フランス文化の精神を学び、その音楽技法を身に付けた。そして、卒業制作として、大…