アウトルック−−コーポレートガバナンスの幻想−−富士通は信用回復できるのか　露呈した企業統治への甘い認識
週刊東洋経済　第6259号　2010.5.1

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6259号（2010.5.1）
ページ数	2ページ　（全2710字）
形式	PDFファイル形式　（303kb）
雑誌掲載位置	168〜169頁目

アウトルックコーポレートガバナンスの幻想富士通は信用回復できるのか　露呈した企業統治への甘い認識要点富士通騒動の根幹に見えるガバナンスの不在。信用回復は、係争に勝つことでなく真摯な反省から。企業統治の遂行に欠かせないのはトップの資質。　昨年９月、突然の社長辞任に端を発した富士通の一連の騒動は、元社長が取締役２名を相手取り、５０億円の損害賠償を求める株主代表訴訟を起こす事態となりそうだ。さらに、元社…