わかりあえない時代の「対話力」入門−−第３０回【対話の手法】−−自己呈示で自分を演出する
週刊東洋経済　第6237号　2009.12.12

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6237号（2009.12.12）
ページ数	2ページ　（全2904字）
形式	PDFファイル形式　（221kb）
雑誌掲載位置	118〜119頁目

わかりあえない時代の「対話力」入門第３０回【対話の手法】自己呈示で自分を演出する　日本教育大学院大学客員教授　北川達夫　黒澤映画で『悪い奴ほどよく眠る』というのがあったが、映画やドラマなどで描かれている悪人を見ていると「悪い奴ほどよく笑う」という印象を受ける。たとえば時代劇における悪代官と悪徳商人の会話といえば「○○屋。おぬしもワルよのう。フフフ……」。悪代官は町娘の帯をぐるんぐるんと解きながら「…