変貌とげた世界経済 変われなかったニッポン−−第44回−−アメリカの金融活動は高い収益率を実現した
週刊東洋経済 第6220号 2009.9.5
掲載誌 | 週刊東洋経済 第6220号(2009.9.5) |
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ページ数 | 2ページ (全2975字) |
形式 | PDFファイル形式 (323kb) |
雑誌掲載位置 | 116〜117頁目 |
変貌とげた世界経済 変われなかったニッポン第44回アメリカの金融活動は高い収益率を実現した 早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授 野口悠紀雄 アメリカ、イギリスなどの国で、「金融化」と呼びうる経済構造の変化が1990年代に進行したことをこれまで述べてきた。就業構造のうえで金融業従事者数が製造従事者数を上回る「脱工業化現象」が生じ、国際収支の面でも財サービスの輸入額に対する資本流入額の比率が上昇し…
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