COLUMN−−ミスターWHOの少数異見−−「通貨は強くあれ」速水元総裁の遺言を想う
週刊東洋経済 第6206号 2009.6.6
掲載誌 | 週刊東洋経済 第6206号(2009.6.6) |
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ページ数 | 1ページ (全1118字) |
形式 | PDFファイル形式 (232kb) |
雑誌掲載位置 | 26頁目 |
COLUMNミスターWHOの少数異見「通貨は強くあれ」速水元総裁の遺言を想う 松元崇著『大恐慌を駆け抜けた男 高橋是清』(中央公論新社)が、こんなエピソードを紹介している。 戦前の日本では金本位制が導入されていたが、国内では金貨が流通しなかった。「田舎などへ行くと、金貨では通用しないと云ふんだ。やはり紙幣でなければ人が取つてくれないと云ふ」という高橋是清の証言が残っている。 当時の明治政府としては…
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