Ｃｏｌｕｍｎ−−「ミスターＷＨＯ」の少数異見−−胡錦濤外交に学べ　人の心をつかむ術
週刊東洋経済　第6145号　2008.5.31

Ｃｏｌｕｍｎ「ミスターＷＨＯ」の少数異見胡錦濤外交に学べ　人の心をつかむ術　５月初め、胡錦濤主席が訪日した。餃子問題、チベット弾圧批判、聖火リレー妨害騒動。胡主席の訪日直前は、国内の嫌中派が勢いづき、訪日は最悪のタイミングだったように思う。　ところが、胡主席の対日外交がムードを一変させた。　到着当日の午後から、現役の政治家に会う前に、胡主席は日本の古い友人・知人、その家族と面談した。“革新派の貴族…