説話ファイナンス理論 社会科学の女王か金儲けの手段か−−第33回−−CAPMが示す深遠な投資哲学(その2)
週刊東洋経済 第6134号 2008.3.22
| 掲載誌 | 週刊東洋経済 第6134号(2008.3.22) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3072字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (631kb) |
| 雑誌掲載位置 | 146〜147頁目 |
説話ファイナンス理論 社会科学の女王か金儲けの手段か第33回CAPMが示す深遠な投資哲学(その2) CAPM(資産価格評価モデル)は、投資戦略に関してきわめて重要な示唆を与えてくれる。前回述べたことと若干重複するが、いま一度整理しよう。CAPMから、つぎの二つのことが言える。 第1に、個別リスクは、資産の価格に反映されない。つまり、収益率の変動がいくら大きくても、個別要因によるものである限り、ハイ…
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