知の技法　出世の作法−−第１１回−−読書で身につけた知識を記憶に定着させる方法
週刊東洋経済　第6094号　2007.8.4

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6094号（2007.8.4）
ページ数	2ページ　（全2720字）
形式	PDFファイル形式　（296kb）
雑誌掲載位置	114〜115頁目

知の技法　出世の作法第１１回読書で身につけた知識を記憶に定着させる方法　起訴休職外務事務官　佐藤優　今回も、熟読法・速読法の総仕上げである「普通の速読」（以下、速読という）で書籍の内容を理解する技法について話を進めよう。繰り返しになるが、当該分野について基礎的な知識がない本について、速読はできない。速読は、熟読できる本の数が限られるからこそ必要となるものだ。速読は熟読の裏返しとして存在するのである…