長老の智慧　その１【全３回】−−吉本　隆明−−Ｗ杯での敗戦は日本社会の解体の象徴のようだった
週刊東洋経済　第6070号　2007.3.10

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6070号（2007.3.10）
ページ数	1ページ　（全1158字）
形式	PDFファイル形式　（220kb）
雑誌掲載位置	126頁目

長老の智慧　その１【全３回】吉本　隆明Ｗ杯での敗戦は日本社会の解体の象徴のようだった戦後の思想界に圧倒的な存在感を示す「巨人」は、病気と老いに直面しながら、今も思索を続けている。伝説の思想家が語った、５年後のニッポンに対する悲観と楽観。　日本社会の状況は、よくなるという兆候が何もない。これまで生きてきて、いろいろなことを見てきましたが、今の日本は解体に向かっているとしか見えません。　かなり象徴的だ…