［ブックレビュー］『国家の罠』『食卓文明論−−チャブ台はどこへ消えた？』『ある歩兵の日露戦争従軍日記』
週刊東洋経済　第5964号　2005.6.25

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第5964号（2005.6.25）
ページ数	4ページ　（全5467字）
形式	PDFファイル形式　（651kb）
雑誌掲載位置	110〜113頁目

［ブックレビュー］『国家の罠』『食卓文明論−−チャブ台はどこへ消えた？』『ある歩兵の日露戦争従軍日記』注目の１冊国家の罠佐藤　優　著人間を罠にはめる国策捜査の恐ろしさ評者　奥村　宏　経済評論家　これは重要な問題を投げかけた本だ。小泉純一郎内閣というのは森内閣の後を継いで、同じ派閥が主導権を握ったものだと考えられている。しかし、そこには、質的な相違がある。　これまでの自民党政治は、内政においては「ケ…